- HOME
- お役立ち情報一覧
- リフォームのススメ一覧
- 給湯器の凍結対策教えます
給湯器の凍結対策教えます
寒さが厳しくなる今日この頃。
SOSのお電話をいただくのが...
「給湯器が凍結してしまった!!!」
「給湯器が凍ってしまって水が出ない!!!」
「凍結した給湯器から水漏れしてしまった!!!」
そうなる前にしていただきたい給湯器凍結対策!
水まわりのプロ、ライフプラン大滝がお教えします。
給湯器の凍結って、どんな日になるの?
寒さが厳しくなる1、2月頃は比較的あたたかい地域であっても、給水・給湯管の中の水が凍結し破損事故が起こります。 寒いからこそ使いたい給湯器も中の水が凍結し、壊れてしまうことも。
外気温が極端に低くなる日(-15℃以下)になる日や、それ以上でも北側に置いた給湯器は凍結の危険性が高いです。
凍結による破損の場合は、保証期間内でも有償修理となってしまいます。
マンションなどにお住まいの方も同様で、個人の負担で直す場合も。
そうならない為に、3つの給湯器凍結対策をお教えします!
ぜひ実践してみてください。
凍結対策1 凍結予防ヒータの活用
給湯器には外気温度が下がると自動的にヒーターが作動する機種があります。
本来であれば、ヒーターが作動し、寒い日でも給湯器が凍結して壊れてしまうということはありません。 しかし、お客様自身で行っていただかないと、ヒーター機能がきちんと作動しない場合があります。 必ず確認していただきたいことは2つ!
1.電源プラグがコンセントにキチンと差し込まれていること
2.浴槽の残り湯が循環金具より5cm以上うえにある状態にしておくこと
電源プラグが抜けていたり、ゆるんでしまっていると給湯器に電気がまわらず、ヒーターが動きません。
また、浴室の残り湯が少なすぎるとセンサーが作動しない場合があります。
寒い日に凍結予防のヒーターがちゃんと作動しているか確認するためには、リモコンの表示を確認してください。
※機種によってヒーターが付いていない場合もございます。
取扱説明書にて確認してください。
凍結対策2 給湯栓から水を流す
この方法は最もポピュラーな凍結対策で、給水給湯管、バルブ類の凍結予防もできます。
お風呂のお湯を約4mm程流し続けます。
このときお湯の温度は最高にしておいてください。
そうすることで給湯器でお湯を沸かし続けるので、凍結することがありません。
この場合、浴槽から水があふれることがありますので、排水口の掃除もきちんと行っておきましょう。
浴槽の近くに給湯栓がない場合はシャワーホースを浴槽まで伸ばしてシャワー栓を開けてください。
注意していただきたいのは、水量が不安定な場合がありますので、30分後にもう一度水量を確認するようにしてください。
水が途切れてしまうと凍結してしまう恐れがあります。
凍結対策3 給湯器の水抜き
最後に紹介するのは給湯器内の水を抜き、凍結を予防する方法です。
外気温が極端に低くなる場合は、この方法を使ってください。
また、長期にわたって給湯器を使用しない場合も必ず水抜きを行ってください。
ただし、給湯器使用直後はお湯が高温になっていますので、給湯器が冷めてから行うよう注意してください。
【水抜きの手順】
1.リモコンの運転スイッチをOFF(ただし電源プラグは抜かない)
2.ガス栓を閉める
3.給水元栓を閉める
4.給湯栓を全て開ける(シャワーや台所水栓を含む)
5.水抜き栓を開ける(給水・給湯の両方)
【風呂側の水抜き手順】
1.必ず給湯器の水抜きを行ってからとりかかる
2.浴槽水を完全に排水する
3.リモコンの運転スイッチを入れ、追いだきスイッチを押す(このとき循環金具から水またはお湯が出てくることを確認する)これを2回繰り返す。
4.排水確認後、運転スイッチをOFF
5.給湯器の風呂往・戻水栓、ポンプ水抜き栓、風呂水抜き栓、中和器水抜きを開けて完全に排水する。
6.電源プラグを抜く
機種によっては水抜きの手順が異なる可能性があります。
必ず取扱説明書を参照して水抜きを行ってください。
給湯器が凍結してしまった!そんなときの対応策!
給湯器の凍結対策なんて言ってるは暇ない!もう給湯器が凍結してしまった!そんな時の対処法をお教えします。
【凍結後の対策】
1.自然解凍
凍結してお湯が出ない場合は、気温の上昇により自然に解凍するまで待つことをお勧めします。
これが最も給湯器や配管に負担の少ない方法だからです。
晴れている日であれば10時頃になれば気温も上がり、お湯が出るようになります。
給湯栓から水が出るようになっても、給湯器や配管から水が漏れていないか、確認しましょう。
2.給水元栓を暖める
タオルを給水元栓のまわりに置き、ぬるま湯(30℃から40℃)をタオルにゆっくり掛けます。
このとき絶対に熱湯を使わないでください!配管が破裂する可能性があります。
電源コードやガス栓にも水をかけないよう注意しましょう。
凍結のせいで水漏れしてしまった!給湯器が使えない!
給湯器の凍結が原因で、給湯器が使えない...
そんな困った状況になったら、ライフプランへご相談ください!
ライフプランには貸出用給湯器がございます!
写真は実際に小山市M様邸にて給湯器の貸し出しを行ったときの写真です。
給湯器の寿命と取り換え時
このページをご覧いただいている方は、給湯器が凍結してしまってお困りの方や、給湯器の凍結が原因で水漏れしてしまった方だと思います。
「いますぐ、給湯器を使いたい!」
「今夜のお風呂に給湯器が使えないのが不安」
とお思いでしょうが【とりあえず修理】はちょっと待って!!
給湯器は修理より取り替えがお得になることがあるんです。
給湯器の寿命は10年~15年といわれています。
それ以上経つと、給湯器自体もですが、修理に必要な部品の製造が終了し、修理に多額の費用がかかります。
さらに、凍結防止のヒーター線にいたっては寿命はもっと短く、3年ほどといわれています。
もし、お使いの給湯器が10年以上たっているならば、給湯器本体の取り替えをご検討ください。
熱効率の良い商品がどんどん発売され、給湯器は進化を重ねています。
給湯器を入れ替えることで光熱費が抑えられ、長い目で見れば、修理より交換の方がお得になることもあります。
ライフプランでは給湯器のキャンペーンも実施中です!!
故障したついでに新しい給湯器にリフォームすることをご検討ください!
▼お悩みがある方は別途ご相談(無料)も承っております。